寺子屋に来ていた生徒さんの中から、県立の中高一貫の中学合格者が出ました。倍率4倍の狭き門を突破しました。そこで、家庭での様子やどのような教育方針をお持ちだったか、ご本人とお父さまに語って頂きました。

■受検をいつ意識したか
寺子屋の先生の勧めで受検したけれども、正直言って合格するとは思っていなかった。適性検査に向けて努力することが子どもの将来のためになると考えた。だから中学受験を考えたのは5年になってから。
(公立中高一貫校では適性検査なので受験ではなく受検と表現しました)

試験の準備は中高一貫校専門の塾には行かず、寺子屋と学校の宿題と自分の好きな問題集をやっただけ。問題集は一緒に本屋へ行って、本人が気に入ったものを選んで、やるのも自分で計画してやった。ただ、一度だけで終わるんじゃなくて、何度も繰り返した方が良いと思ったので、2回めは終わるまでの時間がどれくらい短くなるかとか、そういった昨日までとどこが違うかに注目するように働きかけた。

小学校1年生位から将来なりたいものはあったようだが、5年ではっきり自覚した。そしてその目標を叶えるために、今は勉強しないといけないと納得した。

■家庭学習のやり方illust1337
家庭学習は、部活の関係上夜は時間がないので、朝起きて父親と一緒に勉強した。時々は近所のマクドナルドへ行って、父親が仕事の本を読んでいる傍らで一緒に勉強した。マクドナルドへ行ったのは、いつもと違った環境でフレッシュな気持ちになれるのと、ご褒美的な意味合いもある。 

勉強に対するプレッシャーは与えなかった。「勉強しろ!」と言うのではなく「もう終わった?終わったら一緒に○○しよう!」と終わった後に楽しいことが待っていると意識させるだけ。実際父親自身が子どもと一緒に遊びたいのでそれを待つ感じだった。「遊びたいから早く終わらせてね」というように。

 ■志望校の決め方
中高一貫校だけでなく、県立高校も見学に行って比較した。どちらも良いけれど、それぞれに特色がある。どちらが自分に合っているかをよく考えさせて、行きたい方を選ばせた。自分がその学校に通うとしたらどうなのかイメージできることが大切だと思った。

(続く)